ファンデルはききょうSへ
「POG2歳馬特選情報」(4日)
〈栗東〉7月25日の新潟で新馬戦を勝利したファンデル(牝、杉山佳)は、ききょうS(10月2日・中京、芝1400メートル)へ向かう。
池江泰郎元調教師が所有するオールタイムハイ(牡、父ディープインパクト、池江)は、武豊とのコンビで15日の小倉5R(芝1800メートル)でデビュー予定。「ディープ産駒だけど、切れるというより長くいい脚を使う」と池江師。僚馬のフジタ(牡、父ドゥラメンテ)は29日の小倉6R(芝1200メートル)でのデビューを目標に。調教の進み具合によって9月4日の小倉5R(芝1200メートル)にスライドする。
〈美浦〉6月の東京で新馬戦Vを決めたアライバル(牡、栗田)とクレイドル(牝、黒岩)は、4日に放牧先から帰厩。ともに新潟2歳S(29日・新潟、芝1600メートル)に向かう。
今年のスプリングS3着馬ボーデンを半兄に持つソネットフレーズ(牝、父エピファネイア、手塚)は、28日か29日の新潟芝でのデビューを見据える。7月31日の新潟で初陣Vを飾ったラニュイエトワール(牡、尾形)は4日に福島県のノーザンファーム天栄に放牧。次走は未定。
〈函館〉土曜函館5R(芝1200メートル)に出走するヴィアドロローサ(牡、美浦・加藤征)と、同厩で日曜函館5R(芝1800メートル)に参戦するエコログロリアス(牡)が函館芝で併せ馬を行い、軽快な動きを見せた。ともに父はロードカナロア。菅原助手は「同じ父でもタイプは違いますが、2頭ともいいものを持っています」と評価。7月31日の函館で新馬戦を制したソリッドグロウ(牝、美浦・池上)は3日、福島県のノーザンファームに放牧に出された。次戦は未定。