「ＰＯＧ２歳馬特選情報」（２日）

　〈栗東〉デビュー３連勝で京都２歳Ｓを制したマイラプソディの異父妹マイシンフォニー（牝、父ディープインパクト、松永幹）は、武豊で１９日の東京５Ｒ（芝１６００メートル）に登場。２日には武豊を背に栗東ＣＷの３頭併せで最先着。「ジョッキーも悪くないねと言っていた。目立った動きをしています」と松永幹師。

　短距離重賞２勝馬リトルゲルダの３番子インプロバイザー（牡、父ダイワメジャー、音無）は１３日の中京５Ｒ（芝１２００メートル）でデビュー予定。僚馬で父に新種牡馬ディーマジェスティを持つドゴン（牡）は６月２０日の札幌５Ｒ（芝１２００メートル）で初陣を迎える。同レースには、祖母がＧ１・２勝馬のビリーヴというグランアプロウソ（牡、父ガンランナー、松永幹）も参戦。僚馬のスマイルバック（牝、父リオンディーズ）は１３日の札幌５Ｒ（芝１２００メートル）でデビューする。

　〈美浦〉ユキチャンを母に持つハイアムズビーチ（牝、父ドレフォン、萩原）は、いとこが桜花賞馬ソダシ。１２日の東京５Ｒ（芝１４００メートル）での初陣へ向け、美浦芝で北村宏を背に５Ｆ６２秒７－１１秒５をマーク。「順調ですよ」と鞍上。

　〈札幌〉札幌ダートで併せ馬を行った須貝厩舎のグットディール（牡、父ビッグアーサー）。他厩舎のマイタイムオブデイ（５歳１勝クラス）を追走して、５Ｆ７２秒５－３９秒７－１２秒２のタイムで併入した。「素直だし、走りのセンスがいい」と須貝師。吉田隼を背に、１３日の札幌５Ｒ（芝１２００メートル）でデビューする。

　新種牡馬サトノアラジン産駒のヴィルチュオーズ（牝、武幸）は１２日の札幌５Ｒ（芝１０００メートル）で初陣を迎える。「まだ子どもっぽい面はあるけど、スピードに乗ると真面目に走る。カイ食いもいい」と南井助手。鞍上は武豊。