西村めぐみ実力派レーサーは息子を応援

 【第31回】西村めぐみ=三重・74期=

 女子王座最年少Vの記録を持つのが今回紹介する西村めぐみ。24歳3カ月で98年三国大会を制し、03年芦屋大会で準完全Vを飾った実力派は現在、12歳の男の子と6歳の女の子を持つママさん選手として活躍を続けている。

 「ペラ制度が変わってうまく時間を使えるようになったかな。今までが(育児で)てんてこ舞いでしたから。掃除したり料理する時間も増えましたね。以前よりもONとOFFの切り替えができて気持ちに余裕が出てきた」。そして来春、中学校へ進む長男は将来、レーサーになることを夢見ているという。「就職も簡単にできる時代じゃないし、本人がやりたいと言えば応援するつもり」と子供の話になるとすっかりママの顔になっていた。

 レース開催中の取材にもかかわらず「こんな話で良かった?もっと面白い話の方が良かった?」と、とにかく気配りのできる選手。個人的にもボート担当になった直後に行われた女子王座を制した思い入れのあるレーサーだけに、もう一度トップに返り咲く姿を見たい選手でもある。

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