【ボート】第134期が22日に修了記念競走 萩原秀人の息子・丈太朗がチャンプ決定戦1号艇

 養成所チャンプ決定戦に臨む右から萩原丈太朗、小林甘寧、谷口丞、佐藤世那、石井伸長、齊藤廉
 第134期の女子選手候補たち
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 ボートレース第134期修了記念競走が福岡県柳川市のボートレーサー養成所で22日に行われる。5Rの「養成所チャンプ決定戦」は昨年12月から2月の間に実施されたリーグ戦の勝率上位6人によって争われる。

 A1レーサーの萩原秀人を父に持つ萩原丈太朗(福井)は、リーグ戦で4度の優出をマークして決定戦1号艇を手にした。将来的には「父を超えて賞金王になること」を目標に掲げるサラブレッド。幼い頃からバスケットボールやスノーボードを経験し、年長者との接し方や返事の大切さを学んだという。

 6号艇の斉藤廉(福岡)の父も現役ボートレーサーの斉藤仁。小学4年時にSG・賞金王決定戦(グランプリ)に出場した父のレースを生で見てレーサーを志した。20年以上、A1級で活躍する父を目標に勝負の世界へと飛び込む。

 スポーツ推薦枠では、全日本モトクロス選手権IBクラスチャンピオンの西岡蒼志(香川)も養成所最後のレースに臨む。「引き波を越える時の体の使い方などに生かされています」と、モトクロスの経験を武器とする。惜しくもチャンプ決定戦には乗れなかったが、現役ボートレーサーの兄・西岡顕心とともにトップレーサーの座を目指していく。

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