【JC】サブちゃん感激!キタサンブラックがG1・3勝目

逃げ切ってJCを快勝したキタサンブラック(右手前)=東京競馬場
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 「ジャパンC・G1」(27日、東京)

 1番人気に推されたキタサンブラックが、昨年の菊花賞、今年の天皇賞・春に続いてG1・3勝目を挙げた。最内枠から好スタートを決めてすんなりハナへ。前半1000メートル61秒7のスローペースに持ち込み、直線で余力十分に追いだすと、後続に2馬身半という決定的な差をつけて栄冠を手にした。逃げ切りによる制覇は03年タップダンスシチー以来。

 ジャパンC史上、単独最多となる4勝を挙げた武豊騎手は「すごくうれしいです。先手を取れたら、波のないイーブンペースを、と思っていました。メンバーがメンバーだったので気が抜けなかったですね」と笑顔をのぞかせる。オーナーは言わずと知れた演歌界の大御所・北島三郎氏。「今後はもっと活躍できると思いますし、無事ならこの次は有馬記念にトライするはず。まずはそこですね」と、名手はさらなる飛躍に期待した。

 2着は5番人気のサウンズオブアース。3着には6番人気のシュヴァルグランが入った。

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