【菊花賞】長浜師 最後の菊挑戦へ アグネスフォルテに余念なし 来年2月に定年
「菊花賞・G1」(23日、京都)
アグネスフォルテは20日、松山を背に、栗東坂路からCWへ。ロイヤルバンプ(4歳1000万下)を2馬身追走し、最後は力強く伸びて2馬身先着を決めた。長浜師は「順調。坂路を乗ってからだし、及第点」とうなずいた。
中間は坂路を2本乗るなど、スタミナ強化にも余念がない。10年にビッグウィーク(7番人気)でこの一戦を制した名伯楽は「あの時は“ビックリウィーク”やったね」と頬を緩ませる。来年2月で定年を迎えるが「亡くなった先代(故・渡辺孝男オーナー)からの血統でダービー、菊花賞と使えたのはうれしいこと。ラストクラシックだし、頑張ってほしい」と野心をのぞかせた。