ヴィクトリアマイル連覇のストレイトガールが引退 “怪物”フランケルと交配へ

 ヴィクトリアマイルを連覇したストレイトガール(牝7歳、栗東・藤原英昭厩舎)が現役を引退、繁殖入りすることが31日、分かった。近日中に登録を抹消する。初年度は渡英して14勝無敗で、G1・10勝を挙げた“怪物”フランケルと交配する方向で調整に入る。引退式は秋の天皇賞(10月30日、東京)の最終レース後に行われる予定。

 藤原師は「心技体が整わなくなってきたので限界だったかも知れない。ヴィクトリアマイルで勝利できたので最高の引き際。フランケルとの交配は夢のあるプロジェクト。引退式ではこれまで応援してくれたファンにお礼を言いたい」と話している

 同馬は昨年末で引退し、繁殖入りする予定もあったが、廣崎利洋オーナーの意向で現役を続行。今春のヴィクトリアマイルでは、レースレコードで史上2頭目の連覇を達成した。7歳牝馬によるJRA・G1制覇は史上初の快挙だった。

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