【ボート】主役はMVP男・山崎智也 SGウイナー23人の豪華メンバー集結

 「ウェイキーカップ・G1」(9月1日開幕、多摩川)

 多摩川ボートでは9月1~6日に「開設62周年記念G1ウェイキーカップ」が開催される。SGウイナーが23人、多摩川G1覇者が11人。そして、28日終了時点の賞金ランクトップ15人中9人が参戦と、今年は例年以上に濃厚かつバラエティーに富んだトップレーサーたちが集結する。

 主役を張るのは山崎智也。昨年のMVP男が今年も好調をキープしている。6月蒲郡のグランドチャンピオン、4月桐生のダイヤモンドカップなど優勝3回。賞金ランク5位につけている。多摩川では98年、05年の周年を含むV4。通算の多摩川勝率は7・62で出場選手中4位と相性はいい。持ち前の切れ味鋭いターンと勝負強さでシリーズを引っ張る。

 今年SGを勝っている選手はあと2人。坪井康晴は3月平和島のクラシックで優勝。その後は4月桐生のダイヤモンドカップ、6月鳴門の周年、蒲郡のグランドチャンピオン、7月鳴門のオーシャンカップではきっちり予選を通過している。多摩川はV1だが、着実に上位争いに食い込んで来るはず。平本真之は5月尼崎のオールスターでV。多摩川は49走となじみが薄いが、スピードに乗った高速ターンがセールスポイントだけに水面適性はいいはずで侮れない。

 遠征勢のエースはやはり瓜生正義だろう。11年と昨年の当地周年で優勝と相性は抜群だ。太田和美は4月三国の周年でV。多摩川周年では2回優出している。原田幸哉は2月の多摩川で完全V。多摩川では3節連続優出中で、勝率も出場選手中3位と得意にしている。

 迎え撃つ地元勢も今年は目の色が違う。浜野谷憲吾を筆頭に三角哲男、熊谷直樹、角谷健吾、中野次郎と歴代の当地周年ウイナーがズラリ。さらに多摩川で行われた今年の関東地区選手権Vの桐生順平、13年の多摩川周年Vの篠崎元志、前節の桐生メモリアルで優出した魚谷智之らも当然有力なV候補。白熱した戦いが見られそうだ。

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