【京成杯】プロフェット初重賞を完勝

 「京成杯・G3」(17日、中山)

 有無を言わせぬ完勝劇だ。5番人気のプロフェットが初重賞をもぎ取り、クラシック候補に名乗りを上げた。スローペースにもスムーズに折り合い、直線ではゴーサインに鋭く反応すると弾けるように先頭へ。そのまま後続を完封した。

 フォーリーの完璧な手綱さばきも光った。「スローペースだと思ったから前につけたかった。ただ、池江師が“脚があるから、あまり前ではダメ”と言うのであの位置から。直線いい脚で抜け出したし、最後は勝負根性も見せた」とうなずく。

 今回が短期免許での初来日。昨年のアイルランド・リーディング3位で、同国の若手No.1の呼び声も高い27歳は、京都金杯のマーティンボロ(9着)に続く2度目の重賞騎乗で初タイトルをゲット。「とても乗りやすくてクレバー。かなりスマートな馬だから作戦が立てやすい。もっと成長するでしょう」とパートナーを絶賛した。

 昨年のベルーフに続き、同じハービンジャー産駒で連覇した池江師は、同時に11年連続(06年~)のJRA重賞Vも達成。「札幌から戻った前走は、馬体が減って調子も落ちていた。すごく良くなっていたし、1つ年を重ねて落ち着きが出た。イレ込みもましになったね。皐月賞(4月17日・中山)へ直行か、1戦挟むかは未定」と笑顔で夢を膨らませた。

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