アイドルグループ・ＮＧＴ４８が２７日、横浜スタジアムで行われた、「ＡＫＢ４８グループ春のＬＩＶＥフェス」に出演。２１日に新潟市内のＮＧＴ４８劇場で行った公演で、メンバーの山口真帆（２３）、菅原りこ（１８）、長谷川玲奈（１８）が卒業を発表して以来、初めて公の場に登場した。

　山口は昨年１２月、新潟市内の自宅で男性２人から暴行される被害を受け、１月に自身のＳＮＳで告白。山口は他メンバーの関与を訴えたが、それを認めなかった運営側との溝は埋まらず、“仲間”の菅原、長谷川とともに卒業に至った。

　この日は、山口ら卒業を発表した３人を除く、１期生メンバー１７人が出演。代表曲「Ｍａｘとき３１５号」など７曲を披露した。２１日の「千秋楽公演」を終え、チームＮ３とチームＧは解散。「１期生」と「研究生」に分かれた上での“再出発”のステージ。本間日陽（１９）は「今日は少ない時間なんですけど、皆さんと楽しんでいけたらと思います！」と呼びかけた。

　山口が卒業を発表する際、運営側から浴びせられた言葉などを“暴露”するなど、衝撃的な千秋楽公演から６日だけに、他グループに比べて観客の盛り上がりは今ひとつ。一部からは、山口の愛称である「まほほん」コールも起こるなど、ファン側には多少の動揺が残っていることも感じさせた。それでもメンバーは必死に笑顔を保ち、新たな一歩を踏み出した。