真田丸 年間MVPに「内野家康」の声…最終回も半泣き逃走に拍手

NHK大河ドラマ「真田丸」から。徳川家康を好演した内野聖陽 (C)NHK
NHK大河ドラマ「真田丸」から。絶叫し、山中を逃げる家康(内野聖陽) (C)NHK
NHK大河ドラマ「真田丸」から。徳川家康(内野聖陽)と阿茶局(斉藤 由貴 (C)NHK
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 18日に最終回を迎えた、NHK大河ドラマ「真田丸」の期間平均視聴率(全話平均)が、過去5年の大河1位となる16・6%を記録したことが19日、発表された。演技派の豪華俳優陣が名演・怪演で激突し、数々の人気キャラや名セリフを生み出した話題作。ネット上で各回ごとに盛り上がったMVPも候補乱立の“盛況”となったが、1年を通じて真田父子の最大の敵、徳川家康を好演した内野聖陽(48)を年間MVPに推す声が相次いでいる。

 内野は、天下をとるためには非情だが、「根は臆病で愛すべき」という家康像を時にヒールに、時にコミカルに演じ続けた。

 18日の最終回でも、強烈なインパクトを放ち続けた。前半は、定説どおりに描かれた大坂夏の陣で、形勢不利な真田信繁(堺雅人)ら大坂方に唯一の標的として首を狙われて本陣突入を許し、三方ケ原合戦で武田信玄に敗れて以来となる、馬印が倒された。

 これに内野家康は慌てふためき、泡を吹きながら半泣きで逃げ惑い、我を失って腹を切ろうとし、配下に取り押さえられた。葉のついた枝を持って怯えながら茂みに隠れて戦況を眺め、戦の流れが変わった瞬間を見逃さずに反撃を命じるなど、最後まで味わい溢れる家康を演じ続けた。

 同作では、草刈正雄が演じた信繁の父・真田昌幸がMVPの本命として大人気となったが、「年間MVPは大御所」「内野家康が最後まですごかった」と拍手を送る声が相次いでいる。

 もっとも、視聴者がさまざま形で楽しんだ真田丸。家康、昌幸、信繁を筆頭に、兄・信之(大泉洋)、徳川家の参謀・本多正信(近藤正臣)ら多数の登場キャラの名前があがり「1人に決めるのは無理」と最大級の賛辞が送られている。(数字は関東地区、ビデオリサーチ調べ)

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