歴史的大ヒットとなったアニメ映画「君の名は。」の新海誠監督（４３）が２日、都内で行われた「ウーマン・オブ・ザ・イヤー２０１７」の表彰式に登場し、大賞に輝いた東宝アニメ事業グループ宣伝プロデューサーの弭間友子＝はずま・ともこ＝（３９）さんをハグで祝福した。

　同賞は女性誌「日経ＷＯＭＡＮ」が今年最も活躍した働く女性に贈る賞で、弭間さんは「君の名は。」の宣伝を担当し、メガヒットに導いた手腕が評価された。弭間さんは「監督と大きなヒットを目指してやってきた作品です。命をかけて宣伝させていただくと言ったのですが、その花が咲いた思いです」とあいさつした。

　続いて新海監督が祝辞に登壇し、弭間さんに祝福のハグ。「男女が入れ替わる映画なんですけど、僕が弭間さんと入れ替わったら途方に暮れていたでしょうね。人は人を愛している時に愛される。弭間さんが『君の名は。』を愛してくれたから、観客にも愛されたんだと思う」と祝福の言葉を贈った。