トランプ次期大統領娘に「公私混同」批判 自身ブランドのブレスレット“宣伝”

 実業家トランプ氏は米大統領に就任後、自らのビジネスに不利な政策でも実行できるのか-。こんな「利益相反」問題を巡る疑念が米社会に広がり始めた。トランプ氏は公職と事業の切り分けを明確にすることを迫られている。

 「イバンカが父の勝利を利用」。タブロイド紙の見出しが躍った。トランプ氏の娘、イバンカさんは13日、テレビインタビューに、自身の名前を冠したブランドのブレスレットを着けて出演。翌日、このブレスレットの宣伝メールがファッション関係の記者らに送られ「公私混同だ」との批判が巻き起こった。

 新政権への起用が取り沙汰されるジュリアーニ元ニューヨーク市長は「(大統領就任後は)自身の事業に関与しないことを示す文書が必要だ」と助言している。

 ホテルやマンションを多く経営する全米屈指の「不動産王」であるトランプ氏。陣営は、3人の子どもが事業を引き継ぐと説明してきたが、3人とも政権移行チームに名を連ねた。トランプ氏が利益相反問題をどう解決するのか、先行きは見通せない。

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