流行語大賞候補30語が発表 「ゲス不倫」「PPAP」も

 「現代用語の基礎知識選 2016ユーキャン新語・流行語大賞」事務局は17日、今年の候補語30を発表した。年間大賞は12月1日に発表される予定。

 候補語の中には「アスリートファースト」「神ってる」などスポーツ関連のものから「センテンススプリング」「文春砲」「ゲス不倫」といった、今年の芸能界を象徴した言葉、また現在大流行の「PPAP」も候補に含まれた。

 事務局は、2016年の傾向として「“神ってる”を始めとして、ネットから発信された言葉が多かった。声に出す流行語より文字による言葉が氾濫。そのため過激な言葉が多く、上り坂、下り坂ではなく“まさか”と思われる言葉も出現した。同時に、1つの現象で複数の新語・流行語が生まれている。例年と比較すると、各分野でバランスよく言葉が生まれ、豊作とも言える年である」とのコメントを発表した。

 【以下、候補語30(50音順)】

 アスリートファースト、新しい判断、歩きスマホ、EU離脱、AI、おそ松さん、神ってる、君の名は。、くまモン頑張れ絵、ゲス不倫、斉藤さんだぞ、ジカ熱、シン・ゴジラ、SMAP解散、聖地巡礼、センテンススプリング、タカマツペア、都民ファースト、トランプ現象、パナマ文書、びっくりぽん、文春砲、PPAP、保育園落ちた日本死ね、(僕の)アモーレ、ポケモンGO、マイナス金利、民泊、盛り土、レガシー

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