竹原ピストル 芥川賞作家・又吉も絶賛 歌に演技に話題

 シンガー・ソングライターの竹原ピストルが、静かな話題となっている。

 3日放送のNHK「ミュージックポートレイト」で芥川賞作家のピース・又吉直樹が2009年リリースの「オールドルーキー」を絶賛。テレビ出演が増え始めたころに影響を受けた1曲として紹介し、必要なのは走り続けることじゃなく走り始め続けることだというメッセージ性の強い歌詞に感銘を受けたと明かした。

 注目を集めたこともあり、10月26日発売の配信限定ミニアルバム「よー、そこの若いのep」は、昨年リリースした前作「youth」の初週ダウンロード数と比べ400%と異例の伸び率を記録。ライブハウスは言うに及ばず、居酒屋などでもギター一本で歌い上げるスタイルで年間200本のライブをこなしており、聞く者の背中を押す独特な歌詞の世界観が支持されている。

 俳優としても活躍中で、映画「永い言い訳」でも存在感を発揮。2011年には松本人志が監督した映画「さや侍」に出演、主題歌も担当した。マルチな才能とインパクトのある名前で、徐々に知名度を上げている。

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