ASKA「恐怖」に対する信念つづる

 覚せい剤取締法違反(使用、所持)罪などで14年に懲役3年(執行猶予4年)の判決を受けたASKAが30日、ブログを更新。CHAGE and ASKAのデビュー前ライブの思い出を詳細に明かすとともに、「恐怖は、弱い心を見逃しません。つけいってきます」などと熱く語った。

 アマチュア時代から90年までチャゲ&飛鳥として活動。「CHAGE&ASKAは、アマチュアの頃から怖いもの知らずでした」と振り返った。

 初めてのワンマンライブは、大学4年生の時。福岡の「ももちパレス」だった。キャパシティは800人。3カ月後にライブを開くことを決め、直接会場に交渉に出向いた際、アマチュアで、同ホールを使用した前例がなく、担当者からリスクを考慮し、「危険すぎる」と反対されたという。

 それでも、その担当者が小学校時代近所に住んでいた幼なじみであることに交渉の途中で気付き、意気投合。開催を決め、チケットを手売りしたり、告知ポスターを「警察の目を逃れながら、真夜中、至る所に張りました」などと明かした。

 ライブ3週間前に800枚のチケットが完売。当時は消防法が今ほど厳しくなく、立ち見を入れて、当日は1100人以上を動員したという。

 この経験を踏まえ、ASKAは「今は、情報にすべてを委ね、慎重に行動しますが、『何も知らない』ことの強さも経験しています。恐怖は、新しいことをやる前に必ず顔を出します。恐怖は、弱い心を見逃しません。つけいってきます。しかし、何も知らなければ、恐怖には見つかりません。」と“信念”をつづっていた。

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