観月、西内、荻野目らが熊本復興支援

 大手芸能事務所ライジングプロ主催の「熊本地震復興支援ライブ」が5日、千葉・舞浜アンフィシアターで行われ、所属する荻野目洋子(47)、観月ありさ(39)、MAX、西内まりや(22)ら14組56人のアーティストが出演した。

 長女格の荻野目は大トリで登場。ヒット曲「ダンシング・ヒーロー」(1985年)などを熱唱。「音楽の力でつながる勇気を集めて、皆さんに届けたい」とコメント。“次女”の観月は今年25周年。デビュー曲「伝説の少女」(91年)を歌い「14歳の頃に戻りました」と笑顔。「不安な日々が続いていると思いますが、1日でも早く心が和らぎますよう」と被災地を思いやった。

 5月に振り付け師のCHINOと結婚したMAXのNANAは「2人になってパワーアップしたので、何ができるか考えていきたい」とさらなる支援を示唆し「TORA TORA TORA」(96年)で会場を盛り上げた。現在は女優業が中心の上原多香子も9年ぶりに「my first love」をソロで歌い、島袋寛子を「多香ちゃんの歌が聴けてよかった」と喜ばせた。

 ライブには他にDA PUMP、w-inds.三浦大知(28)、Lead、フェアリーズ、原駅ステージA、ふわふわ、ピンクダイヤモンドが出演。司会は女優の比嘉愛未(29)が務めた。

 ラストはこの日のために製作したオリジナル曲「群青」を全員で歌い継いだ。終演後はくまモングッズや農産物など熊本物産販売も開催。ライブ終了後には、荻野目、観月らも店頭に立ち呼びかけた。

 ライジングプロは、95年の阪神大震災で2000万円を寄付したのを始め、11年の東日本大震災、13年のフィリピンの台風被害などに対し支援ライブを開催してきており、今回のライブも発生当初から計画された。

 この日の入場料収入約2300万円と合わせた収益金を、w-inds.の橘慶太が13日に被災地に届ける予定。橘は「現地に行くことで感じることもあるはず。貴重な体験」と口元を引き締めた。

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