野々村被告 県警にマスコミ対策を依頼

 政務活動費約913万円をだまし取ったとして詐欺罪などに問われている“号泣県議”こと元兵庫県議の野々村竜太郎被告(49)の公判が22日、神戸地裁で行われた。黒いジャージーに、口の周りやあごに無精ひげ姿。1月の初公判に続き、核心の政活費に関する質問には「記憶にありません」を連発した一方で、「マスコミに対し恐怖心を覚えていた」などと主張。兵庫県警にマスコミ対策を依頼していた事実も明らかとなった。初公判で約束した「記憶障害」の診断書は提出しなかった。

 初公判に続き、検察、弁護側双方による被告人質問が行われ、この日もあいまい回答に終始した野々村被告。核心の質問には答えなかった一方で、兵庫県警に“マスコミ対策”を依頼していたことが明らかになった。

 検察側からは、14年(平成26年)秋の取り調べが、被告の“お願い”で急きょ篠山留置場に場所を変更し、行われたことが明かされた。当時、県警前にはマスコミが殺到しており、被告が警察の車に乗り込んだ際に「マスコミにさらされぬよう、注意してほしい」とお願い。行き先を変更したという。

 この質問には「記憶にございません」などと答えていたが、追求を受けると、話題を“マスコミによる恐怖”にすり替え、「平成27年の2月18日に、フジテレビの『Mr.サンデー』の○○ディレクターに暴行を受けた記憶もあり、マスコミに対して異常な恐怖心を覚えていました」と抜群の記憶力で実名まで出してアピールした。

 昨年11月に予定された初公判では、自宅を出たところでマスコミ関係者と鉢合わせしてパニック状態になったことを理由にドタキャン。法廷でもマスコミの恐怖を訴えた。

 次回4月25日に論告求刑公判が開かれる。

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