V6森田主演映画が「R15」指定に

 人気グループ、V6の森田剛(36)主演の映画「ヒメアノ~ル」(2016年5月28日公開)が「R15+」指定映画になることが25日、分かった。映画倫理委員会(映倫)が凶悪な連続殺人鬼を演じる森田のレイプシーンや暴力場面などを刺激が強いと判断。15歳以上の観客を対象とすることが決まった。また、映画のビジュアルも初解禁となった。

 快楽殺人を重ねるサイコキラー・森田正一役に体当たりで挑んだ森田の主演映画は、その衝撃描写からR15+指定となった。

 主な過激シーンは2つ。正一が、目つきが気にくわないと女性の洋服を引き裂いて怖がらせるレイプシーン、正一らが高校時代のいじめっ子に復讐(ふくしゅう)するため金属バットで殴り、森に埋めていく暴力シーンの刺激が強いと判断された。関係者試写では途中退席者が出るほどだったという。

 観覧制限は原作で描かれる暴力描写をリアリティーを持って映像化した結果だった。原作は漫画「行け!稲中卓球部」「ヒミズ」などで知られる漫画家・古谷実氏の同名漫画。連載当時(2008~10年)に過激な内容からファンの間で物議を醸した“問題作”で、実写化は不可能と言われていた。

 今年3月の撮影開始を前に森田は「決して共感できない今回の役作りに関して、吉田(恵輔)監督とお話しただけでは、理解するのが難しい」と苦悩。「人間臭い作品を目指したい」という意気込み通り、悩みながらも約1カ月、殺人鬼役と向き合い衝撃的な挑戦作を完成させた。

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