父・手塚治虫に変装 長男・手塚眞氏
国民的漫画家の故・手塚治虫さんの長男で、映像クリエーターの手塚眞氏(53)が7日、都内で、「手塚治虫遺伝子解析プロジェクト」始動発表会を行った。
眞氏は3時間かかったという特殊メークとベレー帽&メガネで、26年前に亡くなった父親とそっくりなルックスで登壇して、「もともと顔は似てるんですけど、今回はかなり似せています。周りからはちょっとしたクセも似てると言われるんですよ」としみじみ。名作「火の鳥」の下書きなど、ゆかりの品も披露した。
治虫さん愛用のベレー帽に残っていた遺髪から、生前の性格や特徴が解析され、「記憶力が高い」「協調性が高い」「情報処理が早い」など導き出された結果には、どれも納得の様子。「本当にいろんなことをよく覚えてました。自分の描いた漫画のページとコマは全部覚えてましたし。周りの人を大事にして、日本の漫画界をひとつにまとめたので、協調性もあったと思います」と“証言”していた。