AWAで「新たなスター発掘だ」

 エイベックスの松浦勝人社長(50)が29日、都内で、サイバーエージェントの藤田晋社長(42)と両社が手がける定額制音楽配信アプリ「AWA(アワ)」の会見を行い、新たな形でのスター発掘に意気込みを示した。

 国内外23社のレーベルが参加し、年内には500万曲が聞き放題となる予定。好きな楽曲を組み合わせたプレイリスト機能が売りで、同リストが公開されるため、音楽プロデューサーの小室哲哉氏(56)ら著名人が聞いている楽曲も可視化される。著名人が無名アーティストをプレイリスト入りさせることでプッシュすることも可能。新たなビジネスモデルとなるか注目される。

 松浦氏は「『AWA』から出たヒット曲、ヒットアーティストを創り出せるような、影響力のあるサービスにしていきたい」と展望を語った。

 30日には米アップルが同様のサービス・アップルミュージックの提供を開始。すでにLINEミュージックなどが先行しており、定額制音楽配信は新たな潮流になりつつある。藤田氏は「競争は大歓迎。相乗効果で(定額制が)浸透すればいい」とコメント。エンタメ界とIT界のトップ同士がタッグを組み、音楽の新たな聴取スタイルを提示する。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス