松平健「暴れん坊将軍」以来の弓術披露

 俳優の松平健(61)が、6月4日放送のテレビ朝日系「京都人情捜査ファイル」(木曜、後8・00)最終回で、同局系主演時代劇「暴れん坊将軍」以来、7年ぶりに弓術を披露したことが31日、分かった。1978年から08年の特別ドラマまで30年にわたり“暴れん坊将軍”を演じてきた松平が、現代劇で披露するのは初めて。

 松平演じる多趣味な警務部長・岩瀬厚一郎が弓道を楽しむという場面で実現した。“暴れん坊”時代にも足を運んだ京都・嵯峨野で撮影。「弦が切れたのは初めてで衝撃でした」とハプニングにも動じることなく白の胴着に紺のはかま姿で7年ぶりに弓を引いた。

 慣れた手つきで的に命中させた松平だったが、「暴れん坊将軍のときは、弓は我流でやっていた」と告白。今回は専門家の指導を受け、「久しぶりに弓を手にできてとても楽しかった。カツラを着けていない分、楽でしたよ。いい出来になっている」と手応えを見せていた。

 4月25日放送のドラマスペシャルでは剣道にも初挑戦するなど、ドラマを通じて数々の経験をした松平は「趣味に応じたコスチュームも楽しませていただきました」と撮影を楽しんでいた。

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