マッサン妻 エリー卒業でセクシー唱

 妖艶な姿で会見したシャーロット・ケイト・フォックス=東京・白金台
 妖艶な姿で会見したシャーロット・ケイト・フォックス=東京・白金台
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 NHK連続テレビ小説「マッサン」のエリー役でブレークした米女優シャーロット・ケイト・フォックス(29)が8日、都内で主演ミュージカル「シカゴ」(10月26日から米ブロードウェイ・アンバサダー劇場。12月4~23日、東京・東急シアターオーブ)の会見を行った。

 胸元もあらわなセクシー衣装で「夢みたい。日本は第2の故郷。第1の故郷から第2の故郷にこの作品を持ってこれることが本当に幸せ」と瞳を輝かせた。

 フォックスは集まった70社120人の報道陣を前に、ピアノとベース、ドラムの生演奏で劇中歌「ROXIE」など4曲をセクシーに熱唱し、新たな顔をアピールした。

 会見では「手が震えています。キンチョウシマシタ」と愛らしい顔に戻り、あいさつの他「ユメミタイ」「モチロン!」と随所に日本語を投入。意気込みを語る際は「約束します」という米国人らしい強い言い回しを「願います」と柔らかく言い直し「まだ少しエリーが私の中に生きてますから」と笑った。

 子供の頃からブロードウェーの舞台に立つことが夢で、「シカゴ」のロキシー・ハート役で夢をつかんだ。

 この成功は「マッサン」がなければなかったと言い、「日本に来る前の自分と今の自分は人間が違う。『マッサン』は素晴らしい体験だった。演技だけでなく勇気や忍耐を学び強くなった。日本の皆さんが受け入れて愛してくださったからこそ今の私がいる」と感謝。「頭の中で『お前にはできない』という声が聞こえることがある。でもその声が聞こえなくなるくらい頑張る」と誓った。

 エリーから卒業する新たな一歩。フォックスは「日本の皆さんはエリーに慣れているかもしれないけれど、同じくらいの喜びをもたらすものになることを願っています。セクシーな舞台を楽しんでほしい」とメッセージを送っていた。

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