元日本ハム投手に5年求刑 強姦などで
路上で女性に乱暴したなどとして、強姦(ごうかん)と強制わいせつの罪に問われたプロ野球日本ハムの元投手で、2軍マネジャーだった宮本賢被告(29)=千葉県船橋市=の初公判が10日、千葉地裁(丹羽敏彦裁判長)で開かれ、宮本被告は「間違いありません」と起訴内容を認めた。検察側は懲役5年を求刑し、即日結審した。判決は24日。
昨年6月、千葉県船橋市の路上を歩いていた女性に背後から近づき、首を絞めて「殺すぞ」と脅迫し、乱暴したほか、12年6月30日、仙台市のビルの非常階段踊り場で、別の女性の胸や下半身を触ったとされる。検察側は論告で「体力に物を言わせて犯行に及んだ。再犯の恐れもある」と指摘。宮本被告は被告人質問で「性的な動画や漫画に影響された。(選手を続けたい)気持ちを誰にも相談できず、ストレスがあった」と語った。
