元Ｋ‐１世界王者のピーター・アーツ（４２）が１８日、参院選（２１日投開票）に日本維新の会から比例区で出馬した元プロレスラー・アントニオ猪木氏（７０）の応援活動を都内２カ所で行った。

　アーツが現在、参戦しているプロレス団体・ＩＧＦの会長を務める猪木氏のため、選挙カーの助手席から手を振り、計約３００人のファンからの握手攻めにも気軽に対応。「猪木さんには『勝ってくれ！信じている』と言いたい。世界中で有名だから大丈夫だろうけど」と、笑顔で話した。

　１９９４年のＫ‐１ＧＰ決勝で撃破するなど、ライバル関係にあった元格闘家の佐竹雅昭氏（４７）も自民党から比例区で出馬しているが、アーツは「今は佐竹さんより猪木さん」と、過去よりも現在を重視。猪木氏のサポートに徹していた。