日本初「畳供養」京都・清浄華院で開催
日本で初めての「畳供養」が25日に京都・浄土宗大本山「清浄華院」(しょうじょうけいん)で行われる。1000年以上も続く畳文化を次世代へ継承するための儀式で、浄土宗大本山の様式にのっとり、境内に炎をたいて古畳などを供養する。
全国畳産業振興会などが呼びかけ、4月29日の「畳の日」を前に営まれることになった。「清浄華院」には120畳にもおよぶ広間があることから「畳寺」としても親しまれ、畳供養をするお寺としてふさわしいことから儀式を執り行うことになった。
当日は古畳で作った畳の菰(こも)や、全国から集まった「供養したい畳の思い出」、畳職人の願いを込めた「畳の護摩」を焚(た)きあげ、僧侶が読経とともに祈りをささげる。25日午後2時から。
