稲垣吾郎、初ミュージカルで真飛聖と共演

 SMAPの稲垣吾郎(38)がミュージカル「恋と音楽」(12月1~28日、東京・パルコ劇場)で主演を務めることが21日、分かった。ミュージカル初挑戦で、相手役は宝塚退団後初舞台となる元宝塚花組トップスターで女優の真飛聖(まとぶせい)=(36)=が務める。2人は今作が初共演となる。

 作品は、ミュージカル作曲家の部屋を舞台に繰り広げられるミュージカルコメディー。稲垣は自称・恋愛経験のないミュージカル作曲家・田代幸雄を演じ、真飛は田代の妄想が生んだ幻の女・エリコ役。恋に落ちた2人が笑いにあふれた大人のラブストーリーを展開する。

 稲垣は2003年の「謎の下宿人」、11年の「ぼっちゃま」など舞台経験はあるものの、ミュージカルは初めて。公演を前に稲垣は「僕自身初めてのミュージカルコメディーの舞台なので新鮮で楽しみな気持ちでいっぱいです。音楽に乗せて田代幸雄の恋の心情と世界観を表現できれば」と意気込みを語った。

 稲垣のために企画されたオリジナル作品といい、製作サイドは「非常にチャーミングな存在感を放つ俳優」と評価したうえで、「希有(けう)なコメディーセンスをお持ち」と期待を寄せた。

 公演は、東京公演を皮切りに来年1月11~14日に大阪・森ノ宮ピロティホール、同26、27日に仙台・イズミティ21でも行われる。

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