北野武監督受賞ならず ベネチア映画祭

 イタリアで開催されていた第69回ベネチア国際映画祭の授賞式が日本時間9日未明に開かれ、最高賞の金獅子賞にキム・ギドク監督の韓国映画「ピエタ」が選ばれた。韓国映画の同賞受賞は初。北野武監督の「アウトレイジ ビヨンド」は受賞を逃した。「ピエタ」は、過酷な借金の取り立てで命を奪われた息子の復しゅうをする母親の物語。キム監督は04年、同映画祭で監督賞(「うつせみ」)を受賞している。

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