ゴルフ ツアー“最小兵”が2人の親友の支えで堂々の午前組首位に
「女子ゴルフ・資生堂・JALレディース・第2日」(4日、戸塚CC東C=パー72)
プロ4年目を迎えた大須賀望(24)=静ヒルズCC=が5バーディー、ノーボギーと、前日に続いて自己ベストの67を並べ、通算10アンダーに。午前スタート組では永井花奈と並ぶ首位でホールアウトした。
プロ入り後、トーナメント出場は26試合目。18度の予選落ちを喫し、ベストフィニッシュは2025年ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンでの29位。
そんな大須賀が、覚醒の時を迎えた。「ティーショットが、苦手なホールでもフェアウエーに行くことが多くて、2打目の縦距離も合ってましたね」と、安定したショットに加え「パターも合いやすい」と、コースとの相性も味方に付けた。
前半で2つ伸ばすと、11番パー5ではそのティーショットを曲げてバンカーに。これを出すだけで、残り170ヤードの3打目、見事1メートルにつけるスーパーショットで3つ目のバーディーだ。
その後も2つ、スコアを伸ばして、終わってみれば午前組トップ。追い風だったのは、2歳上ながらプロ入り同期で、親友のような存在の千葉華がキャディーだったことだ。もともとこの試合は出場予定がなかったが、推薦出場の連絡が来た際に「私、暇だよ」とキャディーを買って出てくれた。
「過去イチ、笑いながらゴルフをしてますね」と、特にメンタル面で大須賀の支えとなっている。
もう一人の親友は、米ツアーを主戦場とする山下美夢有だ。こちらは、プロ入りは先輩だが、同い年でジュニア時代からの仲良し。大須賀はステップ3勝だが、必ず「おめでとう」の連絡が来る。帰国時には食事を約束する間柄だ。
その山下との共通点が、身長だ。山下は150センチ。大須賀は、LPGAプロフェッショナル会員では最も低い、146センチ。「美夢有も小さいのに勝ってるし、146というのが“売り”にはなるな、と」と、親友を意識しつつ、自身も前向きに受け止めている。
宮城県黒川郡出身。同県出身者はツアー未勝利。「知ってます」と大須賀。最終日には、そんな“記録”もかかるが、「まだ名前もあまり知られていないと思うので、今週で覚えていただけたら」と、まずはファンに知ってもらうための、好プレーを誓った。
