御嶽海【一問一答】重圧は「楽しめました」 理事会開催の一報に約18秒言葉出ず
「大相撲初場所・千秋楽」(23日、両国国技館)
関脇御嶽海(出羽海)が3度目の優勝を決めた。館内での優勝インタビュー中に大関昇進を決める臨時理事会の開催が決まったことを伝えられ、さまざまな思いがこみ上げたのか、約18秒間、言葉が出てこなくなる一幕があった。以下、そのインタビューの一問一答。
-おめでとうございます。
「ありがとうございます」
-久しぶりに賜杯を手にした感触は。
「やっぱ、自分には重たいなと思いました」
-単独の先頭で迎えた千秋楽は、どのような思いで迎えたか。
「自分の相撲を取る、それだけを思ってやりました」
-立ち合いはどんなことを考えましたか。
「一生懸命いくだけでした。特に考えずに、正面からしっかり当たって、あとは動いて、動きをすれば自分が勝てると思いました」
-勝った瞬間は。
「うれしかったです。久々の皆さんの歓声。うれしかったです」
-家族も見ていた。
「そうですね。はい。ありがとうございます(笑顔で)」
-どんな15日間だったか。
「長かったです。勝ってる時はいつも、15日間、短いなと思っていたんですけど、今場所すごく長く感じて、いやぁ…精神的にもつかな、と思いました」
-どんな重圧を感じたか。
「僕の目標である二桁(勝利)。それを2場所連続とるということを覚えていたので。先場所11番で、今場所2桁以上をとりたい。そういう思いが強かったですね」
-後半戦、相当な重圧で戦っていた。
「そうですね。でもすごい、楽しめました」
-プレッシャーを楽しむことができましたか。
「そうですね、後半の方がいい相撲を取っていたのかなと思います」
-大関への重圧は。
「ものすごい、皆さんの期待があるので、期待にしっかり応えたいっていうのはありましたね」
-先程、臨時理事会の招集が決まった。
「(約18秒、言葉が出てこず)なかなか…そういう経験、できることじゃないので、素直に、うれしいです」
-大関候補と呼ばれ、長かった。
「長かったです」
-誰に最初に報告しますか。
「そうですね。まずは両親に報告したいです」
-春場所は注目される。
「皆さん、注目して見てください」