新大関・正代、一人暮らしは「出てもいいんですけど、さみしがり屋のところがあるし…」

逸ノ城(左)相手に立ち合い真っ向から当たる正代(代表撮影)
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 大相撲秋場所で初優勝し新大関に昇進した正代(28)=時津風=が20日、東京・両国国技館内で合同稽古に参加し、幕内逸ノ城、碧山を指名して稽古した。逸ノ城に1勝3敗、碧山に1勝5敗と計10番2勝8敗と不調だった。

 「今日はですね、ちょっといかんですね」と、自らにダメだし。

 合同稽古の前半3日は大関貴景勝(千賀ノ浦)と三番稽古(同じ相手と続けて取る)を行ったが、この日は大関として初めて関取を指名。「『申し合いじゃなくて回せ』って言われたんで。それでやったらみんなの方が体が温まっているじゃないですか。普通に勝てなかったです。稽古場を回すような相撲でもないので僕は。でももうちょっと勝てたらなとは思ったんですけど」と悔しがった。

 大関の実感もまだそこまで感じない。「なかなか。パーティーでもやっていたら実感するんでしょうけど、なかなか難しいところありますね。気持ち的にも大関という柄じゃないですし」と話した。

 大関となれば部屋を出て一人暮らしも視野。「出てもいいんですけど、さみしがり屋のところがあるし、出たら出たで付け人も困ると思うんで、出るとしたら次だれかが関取に上がったら自分が追い出される形になるんで」と部屋に新たに関取が出ることを期待した。

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