大阪府泉佐野市に完成した関空アイスアリーナのオープニングセレモニーが２５日、行われ、フィギュアスケートのバンクーバー五輪男子銅メダリスト高橋大輔、紀平梨花（ともに関大ＫＦＳＣ）、宮原知子（関大）らが記念アイスショーに出演した。

　黒を基調とした衣装で登場した高橋はギルティクラウンの「Ｋｒｏｎｅ」を演じ、会場を魅了。「滑り納めなので。１年あっという間だった」と振り返り、新しいリンクについては「質の高い氷だと思う。試合もあったので足が疲れていたけど、気持ちよく滑れました」と語った。また、全日本選手権でシングル選手としての競技会を終え、「もうほんとすっきり、次に向かおうって感じで今日は楽しく滑りました」とすがすがしい表情だった。

　２０２０年へ向けては「アイスダンスを始めるにあたって、来年は全日本にでられるように。成績を出せるまで行けるか分からないけど、分からないことだらけなので、何でもチャレンジしてやっていきたい」と抱負。「来年の目標と言うよりは、北京五輪を目指して頑張っていきたい」と力強く語った。