平野歩夢 スケボーで日本一 東京五輪への道開けた「一歩進めた実感がある」

優勝した平野歩夢
2枚

 「スケートボード・日本選手権」(11日、村上市スケートパーク)

 東京五輪への道が開けた。パーク男子決勝が行われ、冬夏五輪出場を目指すスノーボード男子ハーフパイプ五輪2大会連続銀メダルの平野歩夢(20)=木下グループ=が65・70点で初優勝した。

 平野は決勝の1本目で高い空中技などを決めて65・70の高得点をマーク。第一人者の笹岡健介(20)らを抑えてトップを守った。今大会は東京五輪代表争いに直結する国際大会に派遣される強化選手の選考会を兼ねており、3月の日本オープンとの総合成績で上位3人が選ばれるが、前回3位の平野は選出が確実となった。

 東京五輪から新種目となるスケートボードは、「ストリート」と「パーク」の2種目が行われる。パークで五輪出場を目指す平野は、今後開催予定の「デュー・ツアー」や世界選手権でポイントを稼ぎ、来年6月頃発表の世界ランキングで上位に入れば、自身初の夏季五輪出場への道が開ける。

 優勝後のインタビューで平野は「これからは東京五輪に向けてのチャレンジ。この大会で、また(前に)一歩進めた実感がある」と手応えを口にした。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス