貴景勝「もう一つ上の番付がある」芦屋市のふるさと大使就任で決意

 大相撲の新大関貴景勝(22)=千賀ノ浦=が29日、出身地の兵庫県芦屋市の「ふるさと大使」第1号に任命され、同市役所で委嘱式が行われた。

 歓迎セレモニーでは、「大関、お帰りー」の声も飛び、祝福。地元幼稚園児から「おおぜき、おめでとうございます」と花束を贈呈され、貴景勝は満面の笑みで受け取った。

 「こんなにたくさんの人に来て頂いてうれしい。芦屋市民としてもっと盛り上げるように。もう一つ上の番付がある。もっと精進していきたい」と、市民に向け誓いのあいさつをした。

 市長から委嘱状を受け取り、「芦屋ふるさと大使 貴景勝光信」と入った名刺も手渡された。

 「ますます自分がどうしていくか、もっと土俵で頑張って芦屋の発展になればいい。もっと相撲を極めないといけない。土俵で精いっぱい相撲を取るのが大事」とキッパリ。

 横綱昇進を期待する声にも「僕の目標。夢でもある。そのためには綱とりにいかないといけない。自分を上げて満足することなく稽古していきたい」と応える思いを口にした。

 芦屋市の思い出は「風景、空気が好き」と言う。相撲道場に行く時、車から見た景色が懐かしく、今、地元に戻り、懐かしい気持ちになる。「芦屋川の桜はすごいきれい。街がきれい、空気がきれい」と、PRした。

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