横綱白鵬がドキュメンタリー番組ナレーション収録 亡き父への思い語る
大相撲の横綱白鵬(33)=宮城野=が5日、都内のTBSで密着ドキュメンタリー番組「我が道を行け」(9日後4・00、関東ローカル)のナレーション収録を行った。同局の特番は7年連続で前人未到40回の優勝への軌跡、4月9日に亡くなった最愛の父ムンフバトさんへの思いなどが詰まった内容になっている。
収録後は「07年に横綱に昇進し、5月場所が終わり12年目に入る。東日本大震災はちょうど7年前、(自身の誕生日と同じ)3月11日。相撲普及という意味では自分ができることをやってきた」と振り返った。
今回は特に父の葬儀の映像には見入ってしまった。「ちゃんとした映像を見たのは初めてだった。その日だけ雪が降ったと改めて思うと立派なおやじなのかな。自然まで味方にした、と思いながらナレーションをした」としみじみと話した。