池坊保子氏、議長を退任意向 相撲協会評議員会
日本相撲協会評議員会の池坊保子議長(元文部科学副大臣)は26日、議長を退任する意向を示した。「4年間務めたし、来期は別の方がいい。(今後は)自由な評議員としてお話しできるかな」と語った。
評議員会は元横綱日馬富士による傷害事件に絡み、貴乃花親方(元横綱)の対応を問題視して1月に理事解任を承認した。池坊氏の当時の発言が波紋を広げたといい「袋だたきになり大変な思いもした」と振り返った。
春場所中に弟子が暴行問題を起こした貴乃花親方については「暴力はいけないと再三言っておりましたから、みんなの胸に残念という思いはあると思う」と話した。