宝富士ら近大OB、母校で後輩らと合同稽古

 「大相撲春場所」(3月11日初日、エディオンアリーナ大阪)

 近大相撲部OBの幕内宝富士(伊勢ケ浜)、朝乃山(高砂)、十両の徳勝龍(木瀬)、誉富士(伊勢ケ浜)らが東大阪市の近大で後輩らと合同稽古を行った。朝乃山は昨年の全国学生選手権で準優勝した元林健治主将(3年)のぶつかり稽古に胸を出し、原点の土俵で汗を流した。「ここで相撲を鍛えてくれた。第2の故郷で2桁勝ちたい」と誓った。

 宝富士は09年の卒業以来となる母校の土俵。「(稽古場)は変わっていないけど、寮の近くにスタバがあってビックリ。(相撲部の)前が卓球部で、かわいい子を少し好きになったり…」と、淡い恋を懐かしんでいた。

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