新国立競技場で採用される“ひさし&観客席” 実物大を公開

 日本スポーツ振興センター(JSC)は13日、20年東京五輪・パラリンピックのメインスタジアムとなる新国立競技場の建設工事現場に隣接する敷地で、同競技場で採用されるひさしや観客席の実物大模型を報道陣に公開した。図面だけでは分からない実際の仕様を検証するために作られ、既に観客席の急な傾斜に合わせて手すりの角度を修正したという。

 スタンド上部で通風口の役割を果たす「風の大ひさし」はアルミ製の板が使われるが、国内産の杉を使う下の層のひさしに合わせて外側を木目調にデザインした。

 40席分を作製した観客席の模型には、茶色や緑など実際に使われる5色を使用。前の席との間隔は約81センチで、旧国立より10センチ以上広くなっている。車いす席では障害者団体の意見を取り入れ、電動車いすの充電用にコンセントを用意した。

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