真凜「不撓不屈」が今季のテーマ “貴乃花魂”で戦い抜く

 10月に開幕するフィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ全6戦に臨む日本の有力選手が8日、都内で記者会見した。本田真凜(16)=大阪・関大高=は“貴乃花魂”でシーズンを戦い抜く。

 昨季の世界ジュニア選手権銀メダリストの真凜は“貴乃花魂”で平昌五輪シーズンを戦う。今季のテーマに「不撓(ふとう)不屈」を掲げ「みんなが難しいことを書いていたので、かっこいい四字熟語を調べた」とちゃめっ気たっぷりに笑った。

 「不撓不屈」といえば、貴乃花親方が口上として使用したのが有名だが「聞いたことはある」程度と苦笑い。「強い志を持って諦めないという意味があるので」と自分なりの思いを力説した。

 7日のジャパンオープンでは自己ベストながら6人中5位に終わった。「久しぶりに悔しい」と話し「ノーミスを目指したいという目標が自分らしくない。挑戦する側なので」と決意は新た。今後はさらにジャンプ構成の難度を上げて臨む予定という。

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