マクラーレン・ホンダがラスト鈴鹿で輝く アロンソ「100%攻められる」

 「F1日本GP・公式予選」(7日、鈴鹿サーキット)

 今季限りで提携を解消するマクラーレンとホンダのマクラーレン・ホンダ勢は、フェルナンド・アロンソ(36)=スペイン=が10番手に入り、タッグ3年目にして初めて鈴鹿で予選3回目に進んだ。ストフェル・バンドーン(25)=ベルギー=は11番手だった。アロンソはパワーユニットの交換で降格処分を受け、決勝は最後尾から、バンドーンは9番手からスタートする。総首位のメルセデスのルイス・ハミルトン(32)=英国=がコースレコードをマークし、今季10度目、通算71度目ポールポジション(PP)を獲得した。

 母国で「マクラーレン・ホンダ」3年の集大成を見せる。アロンソが鈴鹿で初めて予選3回目に進み、バンドーンは決勝で9番グリッドからスタート。ホンダの長谷川祐介総責任者は「及第点。昨年(の予選)と比べて1秒位は速い」と安どした。

 過去2年、高速の鈴鹿は最高が11位と無残だった。パワー不足により、マクラーレンとの契約は今季限りで解消。88年には16戦中、15勝と圧倒した栄光タッグは強さを取り戻せぬまま終わった。

 “最後の鈴鹿”を最高の結果で締めるのはチームの思い。アロンソは「車の最大限を出せている。100%攻められる」と手応え。バンドーンも「ポジションが上がっている。ポイントを獲得できる」と意欲満々だった。

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