出た~宇良バウアー 豊響の猛攻しのぎお見事逆転4連勝

 「大相撲初場所・4日目」(11日、両国国技館)

 奇手「居反(ぞ)り」を武器にする十両の宇良が豊響を渡し込みで破り、初日から4連勝で単独トップに立った。代名詞のアクロバット相撲で観客の度肝を抜いた。

 立ち合い懐に潜れず相手の圧力に後退し、俵に足がかかった。ここから驚異的な下半身の粘りを発揮。まずは強烈な突きを、えび反りの“宇良バウアー”でこらえ切った。

 今度は腹へトドメの突きが入ったが、しゃがみ込んで土俵を割らない。その体勢からかえる跳びのようにピョンと跳ねて逆襲。最後は右手で相手の足を取りながら押し切った。

 「残れて良かった。土俵を割るまでは…。まあ、予想した動きとは異なった形になったけど、あきらめずに最後まで相撲が取れたので良かった」と冷静に振り返った。

 故障する左手首にはまだサポーターが巻かれる中、4日連続で幕内経験者相手に勝利。「序盤も序盤なので何もない」と淡々とした口ぶりながら、3月の春場所、新入幕で大阪凱旋が十分視界に入ってきた。

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