新国立に木製いす、本格検討へ 自民、寄付金で7800席

 20年東京五輪・パラリンピックのメインスタジアム、新国立競技場(東京都新宿区)の観客席の一部に全国の木材を使ったいすを導入する構想について、自民党が本格的な検討に入ることが31日、関係者の話で分かった。6万8千席のうち、2階席の一部の7800席を対象とし、設置や維持管理にかかる費用は寄付金を財源とする案が出ている。

 屋外スタジアムで数千席規模の木製いすが実現すれば異例。「大会のシンボル」である競技場の観客席に各地の木材が使われれば、全国的な開催機運の醸成や林業の活性化につながることが期待される。一方、政府内では費用の増大につながるため慎重な意見も強い。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス