IOC、反ドーピング強化 抜本改革へWADAと連携

 【ローザンヌ(スイス)共同】国際オリンピック委員会(IOC)は6日、スイスのローザンヌで理事会第1日の審議を行い、ロシアの国家ぐるみの薬物スキャンダルを踏まえて世界反ドーピング機関(WADA)と連携を強化し、抜本的な改革を進める方針を確認した。

 8月のリオデジャネイロ五輪では条件付きでロシア選手団の参加を認めたIOCと全面除外を勧告したWADAの対立が表面化。しかしIOCのバッハ会長とWADAのリーディー委員長は5日のトップ会談で双方の誤解を解き、反ドーピング態勢の強化を図る見解で一致した。

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