【ケルン(ドイツ)共同】自動車のF1で今季、初の総合優勝を果たした31歳のニコ・ロズベルク(ドイツ、メルセデス)が2日、自身の公式フェイスブックで引退を発表した。
2006年にF1デビューを飾り、通算23勝を挙げた。父のケケ(フィンランド)も元F1王者で、幼少時からモータースポーツの英才教育を受けた。親子での総合覇者は史上2例目だった。引退の理由について「25年間レースをしてきてF1王者となるのが夢だった。やっと頂点に立った」と目標を達成したことで決断したことを示唆。今後については「何が待っているか楽しみ」とつづった。