横浜市、アリーナ案に懸念 五輪バレー会場見直しで
2020年東京五輪のバレーボール会場見直しで東京都が横浜アリーナへの変更案を検討していることについて、横浜市が「競技団体、さらに国際オリンピック委員会(IOC)の意向が一致していることが重要」との文書を都に送付していたことが1日、分かった。
バレーの国際連盟、日本協会とも変更案に強く反発し、現計画の「有明アリーナ」(江東区)新設を求めており、関係団体の合意が得られていない中で都が検討を進めることに、市が懸念を示した格好だ。
横浜アリーナは周辺に警備などのために必要なスペースが不足し、観客の誘導にも課題があるとIOCや大会組織委員会から指摘されている。