女子テニスで、日本勢２番手の世界ランク４７位につける大坂なおみ（１９）が２５日、日清食品と所属契約を結んだと発表した。都内で行われた会見で「小さい頃からカップヌードルを食べていたので大変うれしい」と笑顔で話した。

　ハイチ出身の米国人の父を持つ大坂は今季、全豪、全仏、全米で３回戦に進出し、女子テニスツアーを統括するＷＴＡから最優秀新人賞に選ばれたホープ。男子の錦織圭に続く同社２人目のプロテニスプレーヤーとなり、安藤宏基社長からは「２０年東京五輪では２人に優勝してほしい」とエールを送られた。

　同社では、今後の活躍次第でＣＭ起用や商品開発も検討中。錦織に次ぐ広告塔になるためにも、１９歳は「来季はトップ２０を目指して頑張る。四大大会でも準々決勝を目指す」と誓った。