本田紗来、初の全日本ノービス、最年少3年生で4位

全日本ノービス選手権で4位に入った本田紗来(左から2人目)=尼崎スポーツの森
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 「フィギュアスケート・全日本ノービス選手権・第1日」(22日、尼崎スポーツの森)

 ノービスB女子で、大会初出場の本田紗来(9)=京都醍醐ク=が自己ベストの65・54点を出し4位。惜しくも表彰台を逃したが、優勝した前戦の近畿選手権に続いてノーミスの演技を見せた。初の全国舞台で「各地からいろいろな選手が来ていてドキドキしたけど(冒頭の2回転)ルッツと(3回転)トーループを跳んで落ち着いた」と堂々と滑りきった。

 「(自己採点は)95点。ステップとスピンが自分で納得いかなかったから、それを直せたら100点」と冷静に振り返る。ジュニアの下に位置するノービスで最年少の小学3年生。「まだ1年目だから順位は関係なく、納得できる演技をしようと思った」。一方で出場35人中、自分以外は全員4、5年生でも「ノービスBはノービスBで年齢は関係ない。3年生でもできると思う」と負けん気ものぞかせる。

 姉で昨年の世界ジュニア女王、本田真凜(15)=関大中=から「笑顔で滑りなさい」と言われていたとおり、姉譲りの愛らしい表現力も見せた。同大会のノービスAにエントリーしているすぐ上の姉で女優の本田望結(12)=同=へは「紗来はノーミスだったので、望結お姉ちゃんも明日は練習したとおりに演技してほしい」とエールを送った。

 真凜、望結がそろって「紗来はすごい」と一目を置く才能の持ち主。将来を聞かれた末っ子は「真凜お姉ちゃんは世界で一番になった。私も大きくなったら世界一になりたい」とでっかい夢を描いていた。

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