稀勢、綱へ始動いきなり2時間半稽古

 「大相撲・名古屋場所」(7月10日初日、愛知県体育館)

 綱とりに挑む大関稀勢の里が28日、愛知県長久手市の田子ノ浦部屋で名古屋入り後初の稽古を行い、名古屋場所へ本格的に始動した。

 この日は午後から力士会があるにもかかわらず、午前中の稽古は「気合が入っちゃって」と約2時間半にも及んだ。小結高安との15番で序盤は動きのいい相手に1勝4敗と苦戦したが、そこからは力強い相撲で10連勝。「いいと思う」と納得の様子だった。

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