錦織、サーブに苦しみ2回戦敗退

 「テニス・メキシコ・オープン」(24日、アカプルコ)

 男子シングルス2回戦で世界ランキング6位の第2シード、錦織圭(26)=日清食品=は世界43位のサム・クエリー(米国)に4-6、3-6で屈し、メンフィス・オープンに続く出場2大会連続優勝を逃した。錦織の次戦は国別対抗戦デ杯ワールドグループ1回戦の英国戦(3月4~6日・バーミンガム=英国)となる予定。

 錦織はサーブに苦しみ、最後までプレーの歯車がかみ合わなかった。昨年の大会で準優勝したアカプルコで早々と2回戦で姿を消し、「サーブが全く入らなかった。お互いにミスも多く、余計にリズムがつかめなかった」と肩を落として引き揚げていった。

 試合を通しての第1サーブの確率は非常に低かった。第1セットでは第9ゲームをブレークして4-5と追い上げた。並ぶチャンスだったが、第10ゲームではサーブをキープできず、流れを引き寄せられなかった。

 第2セットも世界ランキングでは下回るクエリーの思い切ったリターンと、深いショットに苦しんで後ろに下げられてしまい、ブレークされて万事休した。

 錦織は4連覇した今月のメンフィス・オープン準決勝でもクエリーに苦しんだが、今回はさらに攻撃的だった。受け身になり、最後まで本来の躍動感が見られなかった。

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