フィギュア宇野「現状維持では駄目」

 フィギュアスケートの四大陸選手権(21日閉幕、台北)で優勝候補に挙がりながら総合4位に終わった宇野昌磨(18)=愛知・中京大中京高=が22日、中部空港着の航空機で帰国した。2014年王者の羽生結弦(21)=ANA=らと頂点を競う世界選手権(3月28日開幕、米ボストン)へ向け、「去年9月の今季初戦(US国際クラシック)から同じやり方で練習してきたが、現状維持では駄目だと分かった。ステップやスケーティングに割く時間を増やしたい」と語った。

 1年半前に初めて4回転ジャンプを跳んで以降、自身も驚くほどの速度で上達してきた。ことし初め、公式戦では前人未到の4回転ループ挑戦を視野に入れていたが、「ループは無理して入れない。その代わり、表現力を磨く」と足元を見つめ直す。

 今大会はショートプログラム5位から大逆転優勝を遂げたパトリック・チャン(カナダ)のフリー演技を見て、「あのような気持ちの強さが大事だと思った」と刺激を受けた。残り1か月半で、前向きなマイナーチェンジを図る。

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